天井の忍者から頭を突き刺された(貫通)

許せないことがあった。

(ここで改行を加えてみようと思う)

社内で定例会議の最中のことだが、机の上に日本の地球儀が飾られていて、その話は今全然関係ない。めっちゃ眠かった。でもその代わり天井に忍者がいるのがわかっていた。

部長が第5事業開発部のガチャポンの新しい商品について説明しているときに、

やつは長ーいその刀の先を眠そうな私の頭へ向け、資料が5ページをめくるときに、

 

思い切り頭を突き刺した。

脳は水で溢れているから、ずぶずぶ剣がすすみ、

勝算のない商品の、数遊びになった損益分岐点なんてもうどうでもいい!

空気の抜けどころで、あろうことか、ぷしゅう、と音がした。

なんてことか!

おかげで俺は屁をしたと思われた。最悪だ。いつもしたくても我慢していたのに。

くそくそくそくそ屁なんてしてないのに、忍者が悪いのに。

誰も信じてくれない!